天皇賞・秋の勝利から一夜明けた29日、
エイシンフラッシュ(牡5歳、栗東・藤原英)は栗東トレセンで元気な姿を見せた。午前2時前に帰厩。馬房内で
ニンジンを頬張るなど、落ち着いた様子だった。久保助手は「最近はレース後にイライラしてたけど、今回は力を出し切ったみたいで、
リラックスしている」と目を細めた。
10年のダービー制覇以来、約2年5カ月ぶりの復活Vは、天皇、皇后両陛下が観戦されるなかで行われた天覧競馬。「涙が止まらなかったですね。馬もそうだと思いますけど、くさらないで頑張ってきて良かった。ミルコ(デムーロ)が上手に乗ってくれました」と笑顔で振り返った。今後は
ジャパンC(11月25日・東京)から
有馬記念(12月23日・中山)を予定している。
提供:デイリースポーツ