降着・失格のルールについて来年から変更されることが、
JRAより発表された。海外競馬主要国の考え方を踏まえ、出走馬が競走で示したパフォーマンスや到達順位を尊重し、より合理的な基準に見直すことになった。また、審議ランプの運用も併せて変更することになる。主な変更点は以下の通り。
1.[新しい降着・失格のルール]
降着:入線した馬について、走行妨害がなければ被害馬は加害馬に先着していたと裁決委員が判断した場合、加害馬を被害馬の後ろに降着とします。
失格:極めて悪質で他の騎手や馬に対する危険な行為によって競走に重大な支障を生じさせたと裁決委員が判断した場合、加害馬を失格とする。
2.[新しい「審議」ランプの運用]
5位までに入線した馬の着順に変更の可能性がある場合に「審議」ランプを点灯します。
※なお、6位以下に入線した馬の着順に変更の可能性がある場合には、審議ランプは点灯しませんが、その状況を
パトロールビデオの放映や
JRAのホームページなどで公開する。
3.変更時期
平成25年1月1日から
(
JRA発表)
提供:ラジオNIKKEI