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ローマンレジェンドなど、週末重賞の有力馬追い切りレポート

  • 2012年10月31日(水) 19時20分
 岩田康誠騎手を背にCWへ登場したのが、みやこS(11月4日・京都ダート1800m)に出走を予定しているローマンレジェンド(栗東・藤原英昭厩舎)。先行するセイルラージを前に見る形で進めて、直線では内に入る形。追走したとはいえ、いつでも追いつきそうな手応えだっただけに、直線では手応えは優勢。時計は6F80.6〜5F66.0〜4F51.9〜3F38.0〜1F12.5秒と抜群に速い。1週前追い切りではエイシンフラッシュのパートナーを務めて、見劣っていたが、今週は自分が主役とばかりの動きを見せた。

 アルゼンチン共和国杯(11月4日・東京芝2500m)に2頭出しとなる池江泰寿厩舎は、一番のCWでC.オドノヒュー騎手が騎乗したフォゲッタブルオーシャンブルー、そしてロードガルーダの3頭併せとなった。道中は先頭にロードガルーダ、続いてオーシャンブルーフォゲッタブルという隊列で進めて直線へ向かう。

 3頭ともに手応えには余裕があったものの、フォゲッタブルは追い出しが遅かったこともあり、遅れる形でフィニッシュ。追われてからの反応がやや鈍かったように見えただけに、判断の難しいところ。オーシャンブルーロードガルーダと併せる形でやや見劣る。3頭の中では外を回ったロードガルーダの動きが一番目立った。ちなみに時計は最後方から進めたフォゲッタブルが6F84.2〜5F69.0〜4F54.0〜3F39.5〜1F12.0秒という数字。

 前走1600万下を快勝して、アルゼンチン共和国杯に出走するのがムスカテール(栗東・友道康夫厩舎)。前走に引き続いて東京競馬場への遠征になるが、前回の最終追い切りが坂路だったのに対して、今回はCWでの併せ馬。追い切り内容自体はかなり意欲的になっている。

 先行するハワイアンソルトを1秒以上追走する形だったが、直線外から並びかけると、じわりじわりと前に出て、最後は先着。追走して、外を回って、手応えが楽だったことを思えば、着差以上に中身の濃い追い切りとなった。時計も6F83.7〜5F68.0〜4F53.3〜3F39.0〜1F12.4秒とゴールに向かって徐々に加速するラップになっており、文句ない仕上げが出来た。(取材・写真:井内利彰)

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