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トレイルブレイザーは4着、勝ったのはリトルマイク/BCターフ

  • 2012年11月04日(日) 07時47分
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 現地時間3日、アメリカ・サンタアニタ競馬場で行われたブリーダーズCターフ(3歳上・米GI・芝2400m・12頭・1着賞金162万ドル)に、日本からトレイルブレイザー(牡5、栗東・池江泰寿)が武豊騎手騎乗で出走。

 レースは、大外12番枠から好スタートを切った同馬が、スンナリと4番手を確保。そのまま流れに乗って3コーナーは4番手の外目で通過。4コーナーは、外から先頭に並びかけるように捲りながら2番手まで浮上して最後の直線へ。

 直線半ば、一旦は単独2番手に浮上したトレイルブレイザーだったが、1馬身半ほど前を走るリトルマイク(セン5・米・D.ローマンズ厩舎)には届きそうにない。その内からポイントオブエントリー(牡4・米・C.マゴーヒーIII厩舎)、外からセントニコラスアビー(牡5・愛・A.オブライエン厩舎)にゴール前で交わされ4着に終わった。勝ったのは、早め先頭から抜け出したリトルマイク(セン5・米・D.ローマンズ厩舎)で、勝ちタイムは2分22秒83。リトルマイクは今年のアーリントンミリオン(米GI)の勝ち馬で、11月25日のジャパンCにも予備登録している。

 トレイルブレイザーは、父ゼンノロブロイ母リリオその父フォーティナイナーという血統。ブリーダーズCシリーズの日本調教馬初制覇を懸けて、今回のアメリカ遠征を敢行。その初戦となる前走10月6日のアロヨセコマイル(米-G2)に出走して2着と上々の結果を残すも、BCターフ前日に外傷を負うアクシデントがあり、懸命な調整が続けられてきた。

 なお、BCシリーズでは10年BCフィリー&メアターフのレッドディザイアと並ぶ日本馬最高着順となった。

【プロフィール】
トレイルブレイザー(牡5)
父:ゼンノロブロイ
母:リリオ
母父:フォーティナイナー
厩舎:栗東・池江泰寿
成績:22戦6勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:12年京都記念(GII)

みんなのコメント 24件

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  • ヴィクトワール大友さん

    まず、果敢な挑戦を決断した前田オーナーの心意気に敬意を表したい。

    日本馬がBCターフの勝利に近い所にいることを証明してくれた。
    サンデーサイレンスの血統が深く根付いた日本馬は、欧州以上にアメリカ競馬と相性が良いはずである。「来年はウチの馬を行かせようか」と考えたオーナーさんも多いのではないか。
    もちろんトレイルブレイザー号が再挑戦するなら、大いに応援したいと思う。

    最後に厩舎スタッフと騎手の労をねぎらいたい。

  • ボルフェーヴルさん

    まず、トレイルブレイザー&武豊にお疲れ様と言いたい。直前で外傷を負うアクシデントがありながら、出走させてきた池江調教師初め厩舎スタッフの努力に拍手を送りたい。きっと今回の経験が生きるときが来ると信じて、これからも応援していきたいと思います。

  • 一番いい配当を頼むさん

    スタートからの位置取り、折り合い、仕掛けとも申し分なく
    最後勝ちに行って実力を出しきっての4着。
    武騎手もコースを試せないなかでのベストな騎乗だった。

    外回るのでなく最内開くのを待てばという意見もあるだろうが
    小回りコースで一瞬のキレがないトレイルブレイザーにはあれでよかったと思う。

    直前でアクシデントがあったなか、なんら恥じることのない健闘だと思う。

  • スーパーやっちさん

    少々おそくなりましたが、レースの映像をcheckしました。

     レース直前に懸念された怪我の影響を感じさせない競馬振りは、Greatだと思いました。勝った馬(Little Mike)をはじめ、上位3頭(2着:Point of Entry、3着:St Nicholas Abbey)は今年内にG?勝ちのある実績馬ばかりでした。

     今後は、もっと実績が有り、高速競馬に対応可能で、出来るだけ若い馬が強気に遠征して欲しいと感じました。(勿論、このレースに限りませんが・・・)

    池江調教師をはじめとする関係者の皆様、感動をありがとうございます。

    【余談】それにしても、決着タイムは2.22.83ですか。JCレコードに匹敵する高速決着でした。

  • ケンタッキーさん

    その名の通り、トレイルブレイザーは日本馬のBC制覇の先駆者になることに違いない素晴らしいレースを見せてくれた。

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