現地時間3日、アメリカ・サンタ
アニタ競馬場で行われたブ
リーダーズCターフ(3歳上・米GI・芝2400m・12頭・1着賞金162万ドル)に、日本から
トレイルブレイザー(牡5、栗東・
池江泰寿)が
武豊騎手騎乗で出走。
レースは、大外12番枠から好スタートを切った同馬が、スンナリと4番手を確保。そのまま流れに乗って3コーナーは4番手の外目で通過。4コーナーは、外から先頭に並びかけるように捲りながら2番手まで浮上して最後の直線へ。
直線半ば、一旦は単独2番手に浮上した
トレイルブレイザーだったが、1馬身半ほど前を走る
リトルマイク(セン5・米・D.ローマンズ厩舎)には届きそうにない。その内からポイントオブエントリー(牡4・米・C.マゴーヒーIII厩舎)、外から
セントニコラスアビー(牡5・愛・A.オブライエン厩舎)にゴール前で交わされ4着に終わった。勝ったのは、早め先頭から抜け出した
リトルマイク(セン5・米・D.ローマンズ厩舎)で、勝ちタイムは2分22秒83。
リトルマイクは今年の
アーリントンミリオン(米GI)の勝ち馬で、11月25日の
ジャパンCにも予備登録している。
トレイルブレイザーは、
父ゼンノロブロイ、
母リリオ、
その父フォーティナイナーという血統。ブ
リーダーズCシリーズの日本調教馬初制覇を懸けて、今回のアメリカ遠征を敢行。その初戦となる前走10月6日のアロヨセコマイル(米-G2)に出走して2着と上々の結果を残すも、
BCターフ前日に外傷を負うアク
シデントがあり、懸命な調整が続けられてきた。
なお、BCシリーズでは10年BCフィリー&メアターフの
レッドディザイアと並ぶ日本馬最高着順となった。
【プロフィール】
◆
トレイルブレイザー(牡5)
父:
ゼンノロブロイ母:
リリオ母父:
フォーティナイナー 厩舎:栗東・
池江泰寿成績:22戦6勝(重賞2勝)
主な勝ち鞍:12年
京都記念(GII)