18日、京都競馬場で秋のマイル王決定戦・
マイルチャンピオンシップ(3歳上・GI・芝1600m)が行われ、1番枠からスタートして道中好位集団の直後に取り付いた
武豊騎手騎乗の4番人気
サダムパテック(牡4、栗東・
西園正都厩舎)が手応えよく直線に向いてくると、残り200mを切って各馬一団の中から抜け出し単独先頭へ。直線不利を受けながらも大外から一気に差を詰めた1番人気
グランプリボス(牡4、栗東・
矢作芳人厩舎)の猛追をクビ差抑え込んで優勝した。勝ちタイムは1分32秒9(稍重)。
さらに1/2馬身差の3着に、中団から脚を伸ばした5番人気
ドナウブルー(牝4、栗東・石坂正厩舎)が入った。4着は逃げて粘った10番人気
シルポート(牡7、栗東・
西園正都厩舎)。5着は9番人気
リアルインパクト(牡4、美浦・
堀宣行厩舎)の順で確定。
なお、2番人気
ストロングリターン(牡6、美浦・
堀宣行厩舎)は8着、3番人気
ファイナルフォーム(牡3、美浦・
堀宣行厩舎)は12着に敗れている。
勝った
サダムパテックは、
父フジキセキ、
母サマーナイトシティ、
その父エリシオという血統。春の
安田記念では1番人気で9着に惨敗。休みを挟んで秋緒戦の
天皇賞・秋では8着に敗れていたが、引き続き手綱を取った
武豊騎手の手腕と、ゴール前の異様な大歓声にも後押しされて自身4度目の重賞Vが嬉しいG1タイトルの獲得。
武豊騎手は入線後に拳をグイッと握っての
ガッツポーズを見せた。
【勝ち馬プロフィール】
◆
サダムパテック(牡4)
騎手:
武豊厩舎:栗東・
西園正都父:
フジキセキ母:
サマーナイトシティ母父:
エリシオ馬主:大西定
生産者:社台コーポレーション白老
ファーム
通算成績:16戦5勝(重賞4勝)
主な勝ち鞍:12年京王杯ス
プリングC