初コンタクトとなる
M.デムーロ騎手が跨っての最終追い切りとなった
ローマンレジェンド(栗東・
藤原英昭厩舎)。開門直後のCコースに登場して、
エアラギオールを追走する併せ馬。道中は2馬身後方から追走して、直線に向いてもその差は詰まらない感じ。
ラスト1F地点でも追いつくかどうかという差だったが、追い出されてまもなく反応して、ゴール前でやっと追いついた感じ。6F85.3〜5F69.2〜4F53.6〜3F39.3〜1F12.5秒は前走時の最終追い切りと比べて、随分と遅くなっているが、今朝のCWはかなり重い馬場になっており、数字ほど遅いと判断する必要はないだろう。
Cコース開門一番乗りでの追い切りとなったのは
ワンダーアキュート(栗東・佐藤正雄厩舎)。
和田竜二騎手が跨っての単走追いだったが、馬場入りから実にスムーズな感じでキャンターに移り、ゆったりとした雰囲気でペースアップ。直線に向いてからの脚取りもしっかりとしていて、力強いフットワークでフィニッシュ。時計は6F84.8〜5F69.3〜4F54.3〜3F39.3〜1F12.1秒と少し遅くなっているが、これは馬場が影響。ラスト1Fしっかりと速い数字をマークしているので、特に問題はないだろう。
後半の時間帯、Cコースを単走での追い切りとなったが、
ニホンピロアワーズ(栗東・
大橋勇樹厩舎)。周囲に馬はいなかったものの、道中少し行きたがるようなシーンを見せていた。それでも最後までスピード感のある脚色が衰えることはなく、6F82.4〜5F67.9〜4F52.8〜3F37.9〜1F12.7秒と今朝の馬場を考えれば、速い時計をマークした。(取材・写真:井内利彰)