坂路馬場、1回目のハロー明けが終わって、15分ほど経った時間帯に登場した
須貝尚介厩舎の2頭、
コレクターアイテム(画像左)と
ローブティサージュ(画像右)。どちらもレースで騎乗するジョッキーが跨っての最終追い切りとなった。
コレクターアイテムが少し後ろから追走するような形になったが、スタートして1F過ぎたあたりでは馬体を並べての併走。どちらも気負った面はなく、実にスムーズな動き。時計は
コレクターアイテムが4F55.9〜3F41.1〜2F27.1〜1F13.8秒、
ローブティサージュが4F56.5〜3F41.2〜2F27.2〜1F13.9秒と、さほど速い数字ではなかったが「特に速い時計を出すつもりはなかったので、これで十分です」と
須貝尚介調教師。疲労の残るオーバーワークが心配されるような重い馬場だっただけに、ちょうど良い追い切りになったのではないだろうか。(取材・写真:井内利彰)