日本調教馬として初めて
香港スプリントを制した
ロードカナロア(牡4歳、栗東・安田)は、11日に帰国。偉業達成に、師は「今までに成し遂げられなかったことができて本当にうれしかった」と喜びを語った。今後については「
高松宮記念(3月24日・中京)もドバイもありますからね。オーナーと相談します」と話した。僚馬で7着の
カレンチャン(牝5歳)の今後は未定だが、このまま引退する公算が高い。また、
香港マイル6着の
サダムパテック(牡4歳、栗東・西園)は「内でごちゃついて厳しい競馬になってしまった」と師。17日に帰国検疫を受けて、その後は滋賀県のノーザン
ファームしがらきへ放牧に出される。
ジャパンCダートでGI初制覇を遂げた
ニホンピロアワーズ(牡5歳、栗東・大橋)の次走が、年明けの
東海S(1月20日・中京)に決まった。激戦の疲労を考慮して、
東京大賞典(29日・大井)はパス。現在は厩舎で調整されている。大橋師は「見た目には元気。左回りの
東海Sの内容を見て、
フェブラリーS(2月17日・東京)への出走を考えたい」と話した。
提供:デイリースポーツ