12年の
中央競馬全日程が24日に終了。全国リーディングジョッキーは、131勝(うち重賞7勝)を挙げた
浜中俊騎手(23)=栗東・フリー=が初の栄誉に輝いた。また、全国リーディングトレーナーには、
池江泰寿調教師(43)=栗東=が最終週に3勝を挙げて、角居勝彦師を猛追。57勝で首位に並ぶと2着回数の差で上回り、08年に次ぐ2回目のタイトルを手にした。
デビュー6年目。
中央競馬界に“生え抜き”の若きスターが誕生した。年頭に掲げた「年間100勝」を9月に早々とクリアした浜中は、その後も順調に勝ち星を積み上げて首位をキープ。2位の蛯名に8勝差をつけて頂点を極めた。
25日に誕生日を迎える若武者は「率直にうれしいです。周りもそうかも知れませんが、自分が一番だまされたようで、驚いています」と笑顔。唯一、GIを勝利できなかったことが悔やまれるが「来年はもっと大きな舞台で華々しい活躍をしたいです」と貪欲さを口にして、2013年のさらなる飛躍を誓った。
提供:デイリースポーツ