8日、昨年の牝馬3冠と、
ジャパンCでは
凱旋門賞2着馬の
オルフェーヴルを破り、年間GI・4勝目を挙げた
ジェンティルドンナ(牝4、栗東・石坂正厩舎)の2013年始動が、3月30日(土)にUAE・メイダン競馬場で行われる、ドバイ・シーマクラシック(GI・芝2410m)に決定した。同馬を管理する、石坂正調教師が発表した。同馬は現在ノーザン
ファームしがらきで放牧中で、2月上旬に栗東トレセンへ帰厩し、現地入りはレースの2週間程度前となる模様。ドバイでの鞍上は引き続き、
岩田康誠騎手を予定しているという。
また、同馬の今秋の
凱旋門賞挑戦プランについても年末に発表されており、今年は春のドバイから、6月の
宝塚記念では
オルフェーヴルとの再戦や、2012年のGI・3勝馬
ゴールドシップとの「3強対決」、そして秋のフランス遠征へと続くローテーションが濃厚になった。
なお、3月30日のドバイワールドCデーには、昨秋に
スプリンターズS、日本競馬史上初の
香港スプリントを制した
ロードカナロア(牡5、栗東・安田隆行厩舎)が、
ドバイゴールデンシャヒーン(GI・AW1200m)に登録。さらに、
天皇賞・秋で約2年半ぶりのGI勝利を飾った
エイシンフラッシュ(牡6、栗東・
藤原英昭厩舎)も、昨年6着のドバイワールドC(GI・AW2000m)など、当日行われる複数のレースに登録を済ませたことが明らかとなっている。