坂路馬場、1回目のハロー明けも時間が経った頃に登場した
ハナズゴール(美浦・
加藤和宏厩舎)。先にスタートした
ハナズフレイムを追いかける形になったが、残り2F地点ではすでに射程圏内。
馬体を並べるというシーンはなく、一気に抜き去って先着。前半を飛ばした分、最後の1Fは少しヨレるような形になったが、特に気になるほどではない。むしろ時計の4F52.1〜3F38.4〜2F26.2〜1F13.6秒を評価すべき。道中の動きは非常に機敏で、近走では一番と思える動きだった。
担当する野本剛史調教助手は「いい動きでしたね。馬体は今で430キロくらいありますが、輸送すると減るタイプなので、前走と変わらないくらいの数字になると思います」とのこと。前走も強いレースだったが、今回は更にこの馬らしいパフォーマンスができそうだ。(取材・写真:井内利彰)