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デスペラード 万葉S・1着
「スローペースのレースでしたが、よく差し届いてくれましたね」と
安達昭夫調教師。次走は「まだオーナー、ジョッキー(
武豊騎手)と協議中ですが、
万葉Sを使う時点から最大目標を天皇賞春(4月28日・京都芝3200m)としていたので、そこへ向けて、1走するか、直行するかということになると思います」ということで、栗東に在厩して調整を進めている。
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エーシントップ シンザン記念・1着
「
朝日杯FSは能力を出すことができないレースになってしまいました。放牧に出すことも考えましたが、あらためてマイル戦での走りを確かめたいと思っての
シンザン記念でしたが、思った通りの強いレース内容でしたね」と
西園正都調教師。次走は「ニュージーランドT(4月6日・中山芝1600m)から
NHKマイルC(5月5日・東京芝1600m)というローテーションを考えています」ということで、現在は放牧に出されている。
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ダノンシャーク 京都金杯・1着
「非の打ちどころのないレース内容でした。もともと重賞を勝てる能力はあると信じていましたが、少しずつ噛み合わないようなところがあって、チャンスを逃していたところがありましたから」と
大久保龍志調教師。次走は「G3を勝つことができたので、次はG2に挑戦したいと思います」ということで、
マイラーズC(4月21日・京都芝1600m)を視野に入れて、現在は放牧に出されている。
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エーシンハクリュー 3歳新馬(京都芝2000m)・1着
「スタートしてから躓いたこともあって、後方からの競馬。勝負どころで早目から動かざるえないレースになりましたが、後続を封じてくれましたね。もともと素質を評価していた馬ですが、まだまだ伸びしろのある内容でしたし、次も楽しみです」と
藤岡健一調教師。次走は「クラシックディスタンスを視野に入れていきたいと思っていますし、ジョッキー(
岩田康誠騎手)も長い方がいいとコメントしてくれたので」ということで、引き続き、
岩田康誠騎手が手綱をとって梅花賞(1月26日・京都芝2400m)へ向かう予定。
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サンライズトーク 3歳未勝利(京都ダート1200m)・1着
「途中で行きたがるところのある馬なんですが、それをうまく制御して、脚をためるレースをしてくれましたね。終いもしっかり伸びていました」と安田隆行調教師。次走は「
くすのき賞(2月23日・小倉ダート1700m)を予定しています。距離が延びる点には全く心配していませんし、今回のように、抑えるべきところで抑えるレースができれば、対応してくれると思います」ということで、現在は放牧に出されている。(取材・写真:井内利彰)