1月20日(日)に中山競馬場で行われるAJCC(GII・芝2200m)に出走予定のルルーシュ(牡5・藤沢和雄厩舎)、同日、中京競馬場で行われる東海S(GII・ダ1800m)に出走予定のグランドシチー(牡6・相沢郁厩舎)について、管理する各調教師に話を聞いた。

◆AJCCに出走予定のルルーシュについて、藤沢和雄調教師。
「有馬記念(GI・芝2500m・8着)は、初めてのGIでしたからね。枠順も良くなかったと思いますし、体にも余裕がありましたから、仕方ない結果だったのではないでしょうか。有馬記念で体に余裕があったということもありますし、レース後も思ったよりも雰囲気が良く元気でしたから、在厩させて調整してきました。今日(1/17)は、ウッドチップコースで、条件馬を後ろから追いかけての追い切りでしたが、落ち着いて走っていましたし、息遣いも良かったですよ。スタートの上手な馬ですから、中山の2200mも大丈夫でしょう。有馬記念よりも体も絞れていますので、頑張ってほしいですね」

◆東海Sに出走予定のグランドシチーについて、相沢郁調教師。
「今日(1/17)は、津村騎手が騎乗して、ウッドチップコースで単走で追い切りました。ジョッキーの感触も良かったですね。ずっと成績も安定してますし、ここのところ2連勝と力をつけてきています。以前は弱かったのですが、体が固まってきてしっかりしてきましたからね。無理をさせずに、大事にしてきたのも良かったと思います。本格化してきましたので、今年はもっと活躍してほしいですね。左回りも問題ありませんし、前走(フェアウェルS・OP・ダ1800m・1着)時の良い状態もキープしています。あとはジョッキーがうまく乗ってくれればと思っています」

　なお、同レースに登録のあったクリールパッション(牡8・相沢郁厩舎)は、1月30日(水)に川崎競馬場で行われる川崎記念(交流GI・ダ2100m)に出走予定。(取材・写真：佐々木祥恵)