東京ダート短距離は、先行粘り込みタイプに要注意!/土曜日(26日)の馬場傾向分析
netkeiba.com、競馬総合チャンネルのパドック予想でお馴染みの古澤秀和氏による、26日(土)の傾向分析です。明日の予想にお役立てください。
【東京芝】
・終日良馬場。Dコース。一面に洋芝の緑が生え揃って、見た目はムラのない芝目。時計もOP特別の芝2000mで1分59秒4と速く、ほぼパンパンの馬場。
・開幕週なので内枠か内を通ってきた馬が優勢。ただ、意外と外からの差しも多かった事もあり、日曜日も引き続き傾向を見定めていきたい。
・血統は全体的にサンデーサイレンス系が強くなっている。差し馬だと、ハーツクライ、ジャングルポケット、母父でもトニービン系統の台頭が目立った。
【東京ダート】
・終日良馬場。こちらも馬場が乾いてパサパサに近い。ある程度は力の要る状態。
・脚質は、1400・1300mなら先行勢がかなり有利になっていた。1600mを超えると、前がバテて差しも届く。全体的には、極力内でロスなく立ち回れる馬が望ましい。
・ダートもサンデーサイレンス系が強かった。その他では、母父含めてロベルト系との好相性が目立った。
【京都芝】
・Bコースを使用して終日良馬場での開催。内外の有利不利が無い、フラットな馬場。
・予想していた以上に時計が掛かって、パワーを要求される馬場状態。
・土曜日は4鞍行われてサンデーサイレンス系種牡馬産駒が0勝。力の要る馬場状態で、軽い切れ味がそがれる。逆にミスタープロスペクター系が優勢。
【京都ダート】
・中間の降雨の影響で稍重スタート。午後からは良馬場に。
・これまでの開催と一転して時計が掛かる馬場状態。トモの筋肉量が多い、パワーのある馬が好走していた。
・基本的に道中から前につけていないと厳しい。
【中京芝】
・終日良馬場。変わらず時計の掛かる馬場状態。4コーナーの内側は既に白く黄色く剥げてきている。終日吹き荒れた強風の影響は、あまりない。
・全体的には、既に外差しモードに入っている。時に直線内から来る馬もいるが、荒れ馬場を苦にしないタイプがパワーで突き破ってくる形。特にマイルまでの距離は、大半のレースで外差しが利く。
・とてもタフな馬場状態なので、それを苦にしないハーツクライ産駒の活躍が顕著。その他、グレイソヴリン系やノーザンダンサー系全般も合っている。
【中京ダート】
・前半4Rまでが稍重。7R以降が良。時計の掛かり具合などからは、午前中のレースも殆ど良馬場に近かったと見たい。全体的に外枠ばかりに好走が偏っていた。
・とにかく、逃げ・先行勢が好走馬の大半を占める。差しは殆ど届かなかった。特に、1800m以上の中距離は、逃げ・先行馬しか3着以内に来れず。
・先週に比べても前が極端に有利になり過ぎており、終日10m近く吹き荒れている北西向きの強風の影響が大きい。どうやら明日もこの風が続くようなので、3日目同様の傾向が続く可能性が高い。
土曜日の傾向を踏まえた、日曜のオススメ穴馬は下記の通りです。...
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