2005年の
新潟記念(GIII・芝2000m)と
府中牝馬S(GIII・芝1600m)に優勝し、
オークス(GI・芝2400m)でも3着と健闘した
ヤマニンアラバスタの娘・
ヤマニンアドーレ(牝・
父ダイワメジャー)が、土曜日・東京5Rの芝2000mでデビューする。管理する星野忍調教師に話を聞いた。
「今日(1/30)は江田(照)騎手が乗り、ポリトラックコースで2頭併せで追い切りました。先週除外されてレースが延びていますし、今日は目一杯やらないでサーッと流す程度でした。江田騎手も良い動きだし、終い切れる脚を使えそうと言っていくれています。ただ、母も奥手でしたから、この馬も徐々に力をつけてくれればと思っています。気性は、乗る分には素直ですが、普段は気の荒い面も見せたりしています。その気性の荒い部分が、闘争心につながってくれるのではないでしょうか。あとは、もう少し体がフックラしてほしいですね。母も飼葉を食べなくて苦労しました。この馬は母よりは食べますが、まだ身にならない感じです。これ以上減らないように、430キロ台でレースに臨みたいですね。母のアラバスタは、ゲートで遅れることがありましたが、娘はむしろ速いくらいですよ」(取材・写真:佐々木祥恵)