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3着続きに終止符、アドマイヤラクティが待望の重賞初制覇/ダイヤモンドS

  • 2013年02月16日(土) 16時55分
 16日、東京競馬場で長丁場のハンデ重賞・ダイヤモンドS(4歳上・GIII・芝3400m)が行われ、11番人気ネコパンチ(牡7、美浦・星野忍厩舎)が果敢に先頭を奪って馬群は終始縦長の厳しい展開に。

 その中で、道中は後方グループの一角で待機していた内田博幸騎手騎乗の1番人気アドマイヤラクティ(牡5、栗東・梅田智之厩舎)が、2周目の3コーナー手前から徐々に前へと進出を開始。4コーナーを回って、直線に向くところでは先行各馬を射程圏に入れると、残り200mで中団待機策から連れて抜け出しを図った6番人気メイショウカドマツ(牡4、栗東・藤岡健一厩舎)を並ぶ間もなく交して先頭に立ち、ゴール前で外からじわじわと差を詰めて2着に浮上した4番人気ジャガーメイル(牡9、美浦・堀宣行厩舎)に2.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分31秒9(良)。

 クビ差遅れた3着は、ゴール前まで懸命の粘りをみせたメイショウカドマツが入った。その後の4着に追込み及ばずの3番人気ノーステア(セン5、美浦・鹿戸雄一厩舎)、5着に5番人気サクセスパシュート(牡5、美浦・牧光二厩舎)の順で確定。

 なお、2番人気ファタモルガーナ(セン5、栗東・荒川義之厩舎)は上位争いには加われず、6着に敗れている。

 勝ったアドマイヤラクティは、父ハーツクライ母アドマイヤテレサその父エリシオという血統。昨秋にOP入りを果たすと、アンドロメダS(京都芝2000m)、暮れの金鯱賞、年明けのAJCCと中距離レースで同じようにゴール前で末脚を繰り出すも3戦連続での3着止まり。息の長い末脚を生かすべく、3400mの長丁場に矛先を向けた今回は、溢れ出るスタミナをここぞとばかりに見せつけて、待望の嬉しい重賞初制覇。通算6勝目となった。

【勝ち馬プロフィール】
アドマイヤラクティ(牡5)
騎手:内田博幸
厩舎:栗東・梅田智之
父:ハーツクライ
母:アドマイヤテレサ
母父:エリシオ
馬主:近藤利一
生産者:ノーザンファー
通算成績:18戦6勝(重賞1勝)

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