28日、
笠松競馬場でオッズパーク
グランプリ2013(4歳上・ダ1400m・1着賞金1000万円)が行われ、好スタートから先手を奪った
福永祐一騎手騎乗の1番人気
ラブミーチャン(牝6、笠松・柳江仁厩舎)が、道中も軽快に飛ばして終始1馬身のリードを保って4コーナーへ。直線に向いては、2番手追走から追いすがった2番人気
ナイキマドリード(牡7、船橋・川島正行厩舎)を最後は突き離し、1.1/2馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分24秒5(良)。
さらに4馬身差の3着に、3〜4コーナーで内から差を詰めた4番人気
エスワンプリンス(牡4、佐賀・
手島勝利厩舎)が入った。なお、3番人気
ファイナルスコアー(牡8、大井・
荒山勝徳厩舎)は4着に敗れている。
勝った
ラブミーチャンは、
父サウスヴィグラス、
母ダッシングハニー、
その父アサティスという血統。昨年の
東京盃(大井-GII)で約3年ぶりに交流重賞を制するなど、重賞3勝を挙げて2012年の
地方競馬年度代表馬の座へ。年明け緒戦の凱旋レースとなったここは、余裕たっぷりの逃げ切りを披露し、地元笠松の重賞は2010年
ゴールドジュニア以来となる3年ぶり3回目、通算では13回目の重賞制覇で14勝目。馬主の「Dr.コパ」こと、小林祥晃氏の黄色い勝負服も鮮やかに疾走を見せた。
◆
ラブミーチャン(牝6)
父:サウスヴィグラス母:ダッシングハニー母父:アサティス厩舎:笠松・柳江仁
通算成績:29戦14勝(
JRA3戦1勝、重賞13勝)
主な勝ち鞍:2012年
東京盃(大井-GII)