IFHA(国際競馬統轄機関連盟)から、「世界のトップ50G1競走」が発表された。これは2010〜2012年の年間レースレーティング(※)の3年平均値によって、G1上位50競走をランク付けしたもので、南半球開催日割の国のG1は2009/2010年シーズンから2011/2012年シーズンのレースを対象としている。
トップは、昨年
フランケルが制したイギリスのチャンピオンステークス。年間レースレーティングの3年平均値は125.42
ポンドだった。2位には123.83の
ブリーダーズカップマイル、3位には
凱旋門賞とジャック・ル・マロワ賞が123.75で続いた。
日本のレースからは、
ジャパンカップがヨーロッパ・アメリカ圏以外のレースで最高の10位、
宝塚記念が17位、
有馬記念が19位、秋の天皇賞が20位に入っている。
(※)「年間レースレーティング」とは、個々の競走での上位4頭のレーティング平均値がレースレーティングで、そのレーティングを年度末のランキング会議で決定した数値に置き換えて算出した平均値。競走の格付けの判断基準には、この「年間レースレーティング」が使われる。
<トップ50G1競走の1〜10位>
1位 チャンピオンステークス(英・
アスコット・芝2000m)
2位
ブリーダーズカップマイル(米・開催持ち回り・芝1600m)
3位
凱旋門賞(仏・ロンシャン・芝2400m)
3位 ジャック・ル・マロワ賞(仏・
ドーヴィル・芝1600m)
5位
ブリーダーズカップクラシック(米・開催持ち回り・ダート2000m)
6位 クイーンエリザベス2世S(英・
アスコット・芝1600m)
7位
キングジョージ6世&
クイーンエリザベスS(英・
アスコット・芝2400m)
8位 サセックスステークス(英・
グッドウッド・芝1600m)
9位 クイーンアンステークス(英・
アスコット・芝1600m)
10位
ジャパンカップ(日本・東京・芝2400m)
<その他主な競走の順位>
15位
ドバイワールドカップ17位
宝塚記念18位
ブリーダーズカップターフ19位
有馬記念20位
天皇賞(秋)22位
ドバイシーマクラシック25位
香港カップ32位
香港スプリント34位
香港マイル45位
香港ヴァーズ(
JRA発表による)
提供:ラジオNIKKEI