中京芝は外枠勢・外差しタイプの台頭が顕著/土曜日(23日)の馬場傾向分析
netkeiba.com、競馬総合チャンネルのパドック予想でお馴染みの古澤秀和氏による、23日(土)の傾向分析です。明日の予想にお役立てください。
【中京芝】
・終日良馬場での開催。今開催の芝は路盤が硬かったようで、中京にしては時計や上がりタイムは比較的出ている。全体的に内は傷んでいる。
・全体的に内目をハズして回った方がよく、外枠(6〜8枠)有利も顕著。特にマイル以下の短距離に関しては、内枠や単調な先行馬を割り引いて「外差し」と決めつけて勝負しても何ら問題ない。
・中距離は決め脚勝負でディープインパクト、アグネスタキオンなど決め脚勝負に強いタイプ、短距離はノーザンダンサー系のスタミナと、ミスタープロスペクター系のパワーが非常に生きる。
【中京ダート】
・終日良馬場での開催。中間の雨はあったが、短距離・中距離ともに時計の掛かり具合などは標準的。
・脚質は逃げ差し自在で、枠順、内外による有利不利も見られないフラットな状態。
【中山芝】
・終日良馬場での開催。時計はやや掛かり気味で、パワーが要る印象。ハーツクライやステイゴールドなどのスタミナのあるサンデーサイレンス系産駒や、パワーのあるロベルト系などが合う馬場。
・逃げ馬は全滅。ただ、ペースが緩くなる場合が多いので、好位から長く脚を使う馬が有利になることが多い。
・伸びどころとしては基本的に外目。
【中山ダート】
・終日良馬場での開催。1200mも1800mも、引き続き時計が掛かり気味。
・原因は不明だが、1800mは勝負処から直線で外を回す馬の方が有利になっている。特に、上位人気でマークされる立場にある先行馬などは、割り引いても面白い。
・かなり重い馬場質で、スタミナ・パワーが要求されるので、時計の掛かる馬場で好走実績のある馬が狙い目。
【阪神芝】
・終日良馬場での開催。時計もこの開催にしてはそこそこ速く、パンパンの良馬場と言える状態。
・ペースが遅いと前が残るが、基本的にはフラットと言える状態になってきた。ただし、内回りの短距離は前と内が有利になる可能性あり。
・軽い切れで勝負するタイプは合わない。ディープインパクト産駒なら重馬場実績があるようなタイプで。キングカメハメハ産駒などが合う馬場。
【阪神ダート】
・終日良馬場での開催も未勝利の1800mで1分53秒8が出ているように、時計は極端ではないがやや早め。馬場の質も軽め。
・ペースが速くなって差し届く場合もあるが、基本的には先行有利。
・中距離はサンデーサイレンス系、短距離はタイキシャトルやその産駒のメイショウボーラー産駒に注目したい。
土曜日の傾向を踏まえた、日曜のオススメ穴馬は下記の通りです。...
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