中山11Rの第45回
ダービー卿チャレンジトロフィー(GIIIハンデ、4歳上、芝1600m)は5番人気
トウケイヘイロー(
松岡正海騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分32秒6(良)。クビ差2着に1番人気
ダイワマッジョーレ、さらに1馬身1/4差で3着に2番人気
ダイワファルコンが入った。
トウケイヘイローは栗東・
清水久詞厩舎の4歳牡馬で、
父ゴールドヘイロー、
母ダンスクィーン(母の父ミル
ジヨージ)。通算成績は13戦5勝となった。
〜レース後のコメント〜
1着
トウケイヘイロー(松岡騎手)
「前に壁を作ってレースをしたかったのですが、スタートも速く、馬のペースで行きました。引っ掛かってしまい、反省しています。馬に助けてもらいました。前半に脚を使ってしまって、最後はもう一杯でした。色々課題があってこの結果ですから、良くなればさらに楽しみだと思います」
(
清水久詞調教師)
「道中は前走を見ているようでした。ああなるのは分かっていましたが、よく押し切ってくれました。課題は折り合いで、(休養明け)2走目なんでもっと行ってしまうと予想しましたが、前回くらいで納まってくれました。目標は
安田記念ですが、今後はオーナーと相談して決めます。(初重賞制覇の感想は?)最高です」
2着
ダイワマッジョーレ(蛯名騎手)
「あのペースで、前に行った組が止まらない訳ですから、その方がすごいです。よく来てはいますが、広い馬場の方が合います。中山だと、モタついて、ペースが上がると手綱をしごいていかないと進まない感じです。忙しい感じでした。1600mに限らず、もっと距離があってもいいと思います」
3着
ダイワファルコン(北村宏騎手)
「ペースが速かったです。道中はリズムに乗って走れました。ただ、久々の1600mだったので、周りに馬がいて怒っている感じでした。4コーナーではやったかという手応えでしたが、坂を上がる時に伸び切れませんでした。頑張ってはくれたのですが...」
4着
オセアニアボス(丸山騎手)
「今日のような馬場は得意な馬です。手応えが良く、一瞬やれるかなと思いましたけどね...」
5着
ガルボ(
石橋脩騎手)
「道中はうまく行って、馬場のいいところを通ることが出来ました。勝てそうな馬の動きを見ながら進めたのですが、もう一つ伸び切れませんでした。斤量の分かもしれません。重賞を勝っているので背負うのは仕方ないですが...。ただ、レース内容は、内枠だったのに上手にこなしています。軽い馬場だったら良かったかもしれません」
10着
ドナウブルー(福永騎手)
「スタートはスムースに出て、楽に3番手へと出せました。道中は少し右に張るようなところを見せていました。4コーナー手前で手応えが怪しくなって伸び切れませんでした。それまではスムースだったのですが...。イメージ通りのレースをして、乗った感触も良く、落ち着いていました。敗因は分かりません」
16着
ファイアーフロート(津村騎手)
「体が太かったです。まだ本調子ではありません。具合自体は悪くないのですが...」
提供:ラジオNIKKEI