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【ダービー卿CT(GIII)】(中山)〜トウケイヘイロー 重賞初制覇

  • 2013年03月31日(日) 16時57分
中山11Rの第45回ダービー卿チャレンジトロフィー(GIIIハンデ、4歳上、芝1600m)は5番人気トウケイヘイロー(松岡正海騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分32秒6(良)。クビ差2着に1番人気ダイワマッジョーレ、さらに1馬身1/4差で3着に2番人気ダイワファルコンが入った。

トウケイヘイローは栗東・清水久詞厩舎の4歳牡馬で、父ゴールドヘイロー母ダンスクィーン(母の父ミルジヨージ)。通算成績は13戦5勝となった。

〜レース後のコメント〜

1着 トウケイヘイロー(松岡騎手)

「前に壁を作ってレースをしたかったのですが、スタートも速く、馬のペースで行きました。引っ掛かってしまい、反省しています。馬に助けてもらいました。前半に脚を使ってしまって、最後はもう一杯でした。色々課題があってこの結果ですから、良くなればさらに楽しみだと思います」

(清水久詞調教師)

「道中は前走を見ているようでした。ああなるのは分かっていましたが、よく押し切ってくれました。課題は折り合いで、(休養明け)2走目なんでもっと行ってしまうと予想しましたが、前回くらいで納まってくれました。目標は安田記念ですが、今後はオーナーと相談して決めます。(初重賞制覇の感想は?)最高です」

2着 ダイワマッジョーレ(蛯名騎手)

「あのペースで、前に行った組が止まらない訳ですから、その方がすごいです。よく来てはいますが、広い馬場の方が合います。中山だと、モタついて、ペースが上がると手綱をしごいていかないと進まない感じです。忙しい感じでした。1600mに限らず、もっと距離があってもいいと思います」

3着 ダイワファルコン(北村宏騎手)

「ペースが速かったです。道中はリズムに乗って走れました。ただ、久々の1600mだったので、周りに馬がいて怒っている感じでした。4コーナーではやったかという手応えでしたが、坂を上がる時に伸び切れませんでした。頑張ってはくれたのですが...」

4着 オセアニアボス(丸山騎手)

「今日のような馬場は得意な馬です。手応えが良く、一瞬やれるかなと思いましたけどね...」

5着 ガルボ(石橋脩騎手)

「道中はうまく行って、馬場のいいところを通ることが出来ました。勝てそうな馬の動きを見ながら進めたのですが、もう一つ伸び切れませんでした。斤量の分かもしれません。重賞を勝っているので背負うのは仕方ないですが...。ただ、レース内容は、内枠だったのに上手にこなしています。軽い馬場だったら良かったかもしれません」

10着 ドナウブルー(福永騎手)

「スタートはスムースに出て、楽に3番手へと出せました。道中は少し右に張るようなところを見せていました。4コーナー手前で手応えが怪しくなって伸び切れませんでした。それまではスムースだったのですが...。イメージ通りのレースをして、乗った感触も良く、落ち着いていました。敗因は分かりません」

16着 ファイアーフロート(津村騎手)

「体が太かったです。まだ本調子ではありません。具合自体は悪くないのですが...」

提供:ラジオNIKKEI

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