4月21日(日)に京都競馬場で行われる
マイラーズC(GIII・芝1600m)に出走予定の(牡4・
堀宣行厩舎)と
レインボーダリア(牝6・二ノ宮敬宇厩舎)についての陣営のコメント。
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ファイナルフォームについて、
堀宣行厩舎の橋本篤典調教助手。
「先々週、先週と、追い切りの動きはあまりピリッとしませんでしたが、今日(4/17)は反応が良かったですね。まだ体には少し余裕がありますが、この馬は使いながら馬体が締まっていくタイプですし、昨年の富士S(GIII・芝1600m)の時も体に余裕がありましたが、2着と恰好をつけてくれました。出走態勢は整ったと思います。今回は今年の始動戦となりますから、先のレースがどうと言うよりも、順調に行ってほしいですね」
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レインボーダリアについて、二ノ宮敬宇調教師。
「昨年の
エリザベス女王杯(GI・芝2200m・1着)後は、放牧に出してリフレッシュさせました。近くの牧場でしたので、様子はしょっちゅう見に行っていました。GIを勝っているので、牝馬同士の重賞は斤量もきつくなりますし、
ヴィクトリアマイルが目標ですから、同じ距離のレースということで、牡馬と一緒に走る
マイラーズCを選択しました。
こちらに戻ってきてからも、冬毛が伸びていて、体にも少し張りがなかったのですが、調教を進めるうちに冬毛も抜けてきましたし、体に張りも出てきました。今日(4/17)も、思い通りの追い切りができましたよ。目標の
ヴィクトリアマイルはまだ先ですが、今の段階でもだいぶできていますから、それなりに走ってくれると思います。
調教でもハミを噛むところがある馬ですが、柴田(善)騎手も乗り慣れていますし、距離も短くなりますので、折り合い面も大丈夫でしょう」(取材・写真:佐々木祥恵)