競輪
春の天皇賞・青葉賞、重賞レース展望・見どころ
- 2013年04月23日(火) 10時10分
今週末の中央競馬は、福島競馬の降雪順延により、29(祝月)も含めた急遽の3日間開催となる。重賞レースは、28日(日)に古馬長距離No.1決定戦の天皇賞・春、前日27日(土)には、東京で「日本ダービートライアル」の青葉賞が行われる。各レースに出走を予定している、主な有力馬は以下の通り。
■4/28(日) 天皇賞・春(4歳上・GI・京都3200m)
ゴールドシップ(牡4、栗東・須貝尚介厩舎)は、昨年の皐月賞・菊花賞を制してクラシック2冠、さらに年末の有馬記念では古馬を撃破して中長距離GIを3勝。年明けの阪神大賞典でも、トレードマークの「マクリ」を決めて完勝した。実力・距離適性ともに誰もが認める長距離砲が、絶好舞台となる淀の長丁場でGI4勝目を狙う。
フェノーメノ(牡4、美浦・戸田博文厩舎)は、昨年の日本ダービーでハナ差の2着。ダービー以降は、古馬中距離路線に進んだが、セントライト記念・日経賞と重賞2勝を挙げ、めきめきと力を付けてきた。このレースの最大の見どころでもある、ダービー以来のゴールドシップとの直接対決に注目が集まる。
ムスカテール(牡5、栗東・友道康夫厩舎)は、重賞勝ちこそないが、OP入りしてからは中・長距離重賞で3戦連続3着以内を続けており、マヤノトップガン産駒の奥手の血が順調に成長曲線を描いている。ここも堅実な走りで、上位争いの一角に加わりたい。
アドマイヤラクティ(牡5、栗東・梅田智之厩舎)は、昨年末の金鯱賞・年明けのAJCCで連続3着としたあと、前走・ダイヤモンドSで重賞初勝利を飾った。前走内容からも、長丁場への対応力は光るだけに、本番でも虎視眈々と一発を狙う。
トーセンラー(牡5、栗東・藤原英昭厩舎)は、休み明けの京都記念で、2011年のきさらぎ賞以来2度目の重賞制覇を飾って復活した。とりわけ、京都外回りコースでは、2011年菊花賞でオルフェーヴルの3着など実績十分のコースでもあり、引き続きの食い込みが警戒される。
レッドカドー(セン7、英・E. ダンロップ厩舎)は、昨秋のJCで外国馬最先着の8着とし、香港ヴァーズ(香港GI・2400m)でジャガーメイルとの叩き合いを制して優勝。前走は、オルウェザーのドバイワールドCに出走し、ゴール前で一気の脚を見せての2着に入った。この遠征に関しては、長丁場に大きな自信を持っての参戦となる。
ジャガーメイル(牡9、美浦・堀宣行厩舎)は、2010年の覇者。9歳シーズンを迎えたが、香港ヴァーズでの2着、前走・ダイヤモンドSでは58.5キロを背負っての2着など、長丁場ではやはり安定している。昨年も4着に入った得意舞台でベテランの味を出し、今年も上位進出を窺う。
その他、2009年の覇者で、翌年の2着馬マイネルキッツ(牡10、美浦・国枝栄厩舎)や、ディープインパクトが制した2006年以降、8年連続8度目の出走を無事に迎えるトウカイトリック(牡11、栗東・野中賢二厩舎)など、旬な主役も昇り馬も名脇役も、さらには外国からの遠征馬も参戦して充実の面々が、春の天皇盾を目指して激戦を繰り広げる。発走は15時40分。
■4/27(土) 青葉賞(3歳・GII・東京芝2400m)
レッドレイヴン(牡3、美浦・藤沢和雄厩舎)は、函館芝1800mの新馬、500万の百日草特別で連勝し、前走・東スポ杯2歳Sは皐月賞3着馬のコディーノの2着。間隔が開くのが課題も、実績面ではここでは上位の存在なだけに、改めて力を示したい。
ダービーフィズ(牡3、美浦・小島太厩舎)は、前走・弥生賞では皐月賞の2.3着、毎日杯優勝馬を前にして7着に敗れた。それでも、着差は勝ち馬カミノタサハラから0.6秒差と大きく離されておらず、相手関係が楽になりそうなここは2着までに入ってダービー出走したい。
トウシンモンステラ(牡3、栗東・村山明厩舎)は、昨秋の新馬(京都芝2000m)勝ちのあと、500万・重賞で差のないレースを続けたあと、前走2400mのゆきやなぎ賞では後方追走から直線は一気に差し切った。前走後はダービーを目標としてきただけに、引き続き注目される。
ヒラボクディープ(牡3、栗東・国枝栄厩舎)は、前走・中山の水仙賞(芝2200m)で2勝目を挙げた。2400mも2走前にゆりかもめ賞で惜しい4着としており、ダービー出走に向けても何とか好勝負に持ち込みたい。
ラストインパクト(牡3、栗東・松田博資厩舎)は、きさらぎ賞2番人気で8着。その後は立て直しに成功し、すみれS2着、前走・大寒桜賞(芝2200m)で結果を残している。重賞再挑戦となるここは、初の東京コースで末脚を生かしたい。
その他、前走・アザレア賞では上がり3F32秒8の末脚を繰り出して差し切ったアドマイヤスピカ(牡3、栗東・松田博資厩舎)や、皐月賞トライアルの若葉Sで3着としたサトノノブレス(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)など混戦模様の一戦は、上位の2頭までのダービー切符を賭けた戦い。発走は15時45分。
■4/28(日) 天皇賞・春(4歳上・GI・京都3200m)
ゴールドシップ(牡4、栗東・須貝尚介厩舎)は、昨年の皐月賞・菊花賞を制してクラシック2冠、さらに年末の有馬記念では古馬を撃破して中長距離GIを3勝。年明けの阪神大賞典でも、トレードマークの「マクリ」を決めて完勝した。実力・距離適性ともに誰もが認める長距離砲が、絶好舞台となる淀の長丁場でGI4勝目を狙う。
フェノーメノ(牡4、美浦・戸田博文厩舎)は、昨年の日本ダービーでハナ差の2着。ダービー以降は、古馬中距離路線に進んだが、セントライト記念・日経賞と重賞2勝を挙げ、めきめきと力を付けてきた。このレースの最大の見どころでもある、ダービー以来のゴールドシップとの直接対決に注目が集まる。
ムスカテール(牡5、栗東・友道康夫厩舎)は、重賞勝ちこそないが、OP入りしてからは中・長距離重賞で3戦連続3着以内を続けており、マヤノトップガン産駒の奥手の血が順調に成長曲線を描いている。ここも堅実な走りで、上位争いの一角に加わりたい。
アドマイヤラクティ(牡5、栗東・梅田智之厩舎)は、昨年末の金鯱賞・年明けのAJCCで連続3着としたあと、前走・ダイヤモンドSで重賞初勝利を飾った。前走内容からも、長丁場への対応力は光るだけに、本番でも虎視眈々と一発を狙う。
トーセンラー(牡5、栗東・藤原英昭厩舎)は、休み明けの京都記念で、2011年のきさらぎ賞以来2度目の重賞制覇を飾って復活した。とりわけ、京都外回りコースでは、2011年菊花賞でオルフェーヴルの3着など実績十分のコースでもあり、引き続きの食い込みが警戒される。
レッドカドー(セン7、英・E. ダンロップ厩舎)は、昨秋のJCで外国馬最先着の8着とし、香港ヴァーズ(香港GI・2400m)でジャガーメイルとの叩き合いを制して優勝。前走は、オルウェザーのドバイワールドCに出走し、ゴール前で一気の脚を見せての2着に入った。この遠征に関しては、長丁場に大きな自信を持っての参戦となる。
ジャガーメイル(牡9、美浦・堀宣行厩舎)は、2010年の覇者。9歳シーズンを迎えたが、香港ヴァーズでの2着、前走・ダイヤモンドSでは58.5キロを背負っての2着など、長丁場ではやはり安定している。昨年も4着に入った得意舞台でベテランの味を出し、今年も上位進出を窺う。
その他、2009年の覇者で、翌年の2着馬マイネルキッツ(牡10、美浦・国枝栄厩舎)や、ディープインパクトが制した2006年以降、8年連続8度目の出走を無事に迎えるトウカイトリック(牡11、栗東・野中賢二厩舎)など、旬な主役も昇り馬も名脇役も、さらには外国からの遠征馬も参戦して充実の面々が、春の天皇盾を目指して激戦を繰り広げる。発走は15時40分。
■4/27(土) 青葉賞(3歳・GII・東京芝2400m)
レッドレイヴン(牡3、美浦・藤沢和雄厩舎)は、函館芝1800mの新馬、500万の百日草特別で連勝し、前走・東スポ杯2歳Sは皐月賞3着馬のコディーノの2着。間隔が開くのが課題も、実績面ではここでは上位の存在なだけに、改めて力を示したい。
ダービーフィズ(牡3、美浦・小島太厩舎)は、前走・弥生賞では皐月賞の2.3着、毎日杯優勝馬を前にして7着に敗れた。それでも、着差は勝ち馬カミノタサハラから0.6秒差と大きく離されておらず、相手関係が楽になりそうなここは2着までに入ってダービー出走したい。
トウシンモンステラ(牡3、栗東・村山明厩舎)は、昨秋の新馬(京都芝2000m)勝ちのあと、500万・重賞で差のないレースを続けたあと、前走2400mのゆきやなぎ賞では後方追走から直線は一気に差し切った。前走後はダービーを目標としてきただけに、引き続き注目される。
ヒラボクディープ(牡3、栗東・国枝栄厩舎)は、前走・中山の水仙賞(芝2200m)で2勝目を挙げた。2400mも2走前にゆりかもめ賞で惜しい4着としており、ダービー出走に向けても何とか好勝負に持ち込みたい。
ラストインパクト(牡3、栗東・松田博資厩舎)は、きさらぎ賞2番人気で8着。その後は立て直しに成功し、すみれS2着、前走・大寒桜賞(芝2200m)で結果を残している。重賞再挑戦となるここは、初の東京コースで末脚を生かしたい。
その他、前走・アザレア賞では上がり3F32秒8の末脚を繰り出して差し切ったアドマイヤスピカ(牡3、栗東・松田博資厩舎)や、皐月賞トライアルの若葉Sで3着としたサトノノブレス(牡3、栗東・池江泰寿厩舎)など混戦模様の一戦は、上位の2頭までのダービー切符を賭けた戦い。発走は15時45分。
