4日(土)に京都競馬場で行われる第61回
京都新聞杯(GII・芝2200m)に出走する
キズナ(牡3、栗東・
佐々木晶三厩舎)について、追い切り後の関係者のコメントは以下の通り。
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キズナについて
佐々木晶三調教師
「
毎日杯はファンの立場で見ていましたが、ゴールした瞬間『強い』と思いましたね。最後は遊びながら3馬身離していましたから、これは強いと感じました。
毎日杯から直行は考えませんでした。2か月も間隔が開いていて勝てるほど(ダービーは)甘いレースではないですし、どこか使おうと。そこで、長距離輸送も無く、距離も本番と200mしか違わないここを
ステップに選びました。
2200mはやってみないと分かりませんが、僕自身としてはそれを気にするレベルの馬ではないだろう、と思っています。ダービーに向けてはこなしてくれないといけませんが、大丈夫でしょう。格好はつけてくれると思います。
今朝の追い切りも良かったですね。
毎日杯からこの1か月半で、馬の背が高くなりました。おそらくプラス4キロくらいになると思いますが、馬体は太くないですし、成長分だと思います。キ甲も抜けていい筋肉がついて、惚れ惚れするような体になりましたね。
賞金的にダービーの出走権利はもう持っていますから、2200mでどう走るかを見たいと思います。ダービーに向けて、ここで無様な競馬をしてしまうとショックも大きくなってしまいますが、そうならないように馬を作ってきました。ダービーでさらに人気を集められるように頑張ります」
(取材:檜川彰人、大関隼)
提供:ラジオNIKKEI