エピファネイアを管理する角居勝彦調教師は午前9時30分、共同記者会見に応じた。
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皐月賞のレースで見えた課題、得た成果は?
角居 折り合いが課題だったのですが、調教ではうまく(折り合いが)ついていたのですが、やはり競馬では少しかかっていましたね。
――道中、壁がないかんじでしたが、壁はあったほうが折り合いはつきますか?
角居 はい。そのほうが折り合いはつきやすいですね。
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皐月賞のレースそのものを振り返っていかがですか?
角居 力んで走っていたわりには、最後踏ん張りました。
――ダービーに向けて、中間の調整について教えてください。
角居 折り合いを課題に。前回は(福永)祐一騎手がつきっきりで乗っていたんですが、今回はある程度体重のある調教助手が乗って我慢できるようにしました。
――今日の追い切りはいかがでしたか?
角居 追い切りで様子を確かめました。(追い切りの動きそのものは)よかったです。坂路でいちばんかかりやすいどころでも我慢がきいていたような走り方だったので(ダービーに向けて)大丈夫だと思います。
――ダービーに向けて課題の修正は一歩一歩進んでいるんですね?
角居 そうですね。課題の修正については、どこまで出来たかは(実際に)競馬をしてみないとわからないですけど。
――距離が延びる点については?
角居 我慢できればいいな、と思います。
――走りっぷりからみて、左回りへの(適性の)印象は?
角居 調教では違和感ないんですけどね。
――ダービーに向けて準備は整いましたね。
角居 いろいろやりました。
――ダービーに向けての意気込みを。
角居 ホースマンすべてのあこがれのレースであるダービーをを人気馬で出走できるので、みんなに興奮してもらえるように頑張ります。
――今日、Cウッドではなくて坂路でやったのは何故ですか?
角居 ちょっと、ソエっ気が出たので。
――坂路で(追い切りを)やる分には問題ない?
角居 まぁ。仕上がっています。
――福永騎手に期待することは?
角居 ダービージョッキーになって欲しいですね。(取材・写真:花岡貴子)