19日、
門別競馬場で第13回
エトワール賞(3歳上・ダ1200m・1着賞金150万円)が行われ、道中は先行集団から離れた5番手を追走していた
佐々木国明騎手騎乗の11番人気
ファイアーアップ(牡7、北海道・若松平厩舎)が、直線に向いて外へと持ち出されると残り180mで先行4頭の集団をまとめて捕らえて差し切り、先に抜け出しを図った1番人気
アウヤンテプイ(牡4、北海道・原孝明厩舎)に最後は1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分13秒5(良)。
さらにクビ差の3着に、後方待機策からゴール前で追い込んだ8番人気
グランドラッチ(牡8、北海道・
斉藤正弘厩舎)が入った。なお、3番人気
シャイニングアワー(牡8、北海道・
角川秀樹厩舎)は5着、2番人気
ダイワバーバリアン(牡6、北海道・
田中淳司厩舎)は11着に敗れている。
勝った
ファイアーアップは、
父フィガロ、
母スロクチグサ、
その父カーネギーという血統。2009年10月の道営ス
プリント(門別1200m)で2着して以降の18戦は条件戦で勝ったり負けたりを繰り返していたが、久々の重賞出走となったここは、単勝オッズも107.9倍の12頭立て11番人気と全くの人気薄ながらゴール前で力強く差し切って嬉しい重賞初制覇。通算13勝目となった。
【勝ち馬プロフィール】
◆
ファイアーアップ(牡7)
騎手:
佐々木国明厩舎:北海道・若松平
父:フィガロ母:スロクチグサ母父:カーネギー馬主:泉きみ子
生産者:サンシャイン牧場
通算成績:31戦13勝(
JRA1戦0勝、重賞1勝)