皐月賞馬
ロゴタイプは5着に完敗。「
リラックスして走っていたし、4角でもいい手応えだった」とC・デムーロが振り返る。だが、直線の坂を上がってからは伸びない。「最後は脚が止まった」と史上初の兄弟制覇を逃し、悔しがった。「距離ですね」と、
田中剛師も無念の表情。それでも「最後は寄れながらも頑張ってくれました」と、愛馬の奮闘をたたえた。吉田照哉オーナーは「きょうの感じからも秋は
菊花賞(10月20日・京都、芝3000m)よりも天皇賞(10月27日・東京、芝2000m)だね。まだまだ成長してくれるだろうし、2000mで一番強い馬になってほしい。海外?今年はないかな。きょうは武(豊)さんが光ってたね」と悔しさをにじませながらも、勝者に拍手を送っていた。
コディーノはつまずき気味のスタート。道中、立て直しを図ったが、最後は伸び切れず9着に敗れた。ウィ
リアムズは「ゲートで大また開きのような感じになり、落馬寸前だった」と振り返る。「4角までは手応えはあったので問題ないように思えたが、最後は燃料切れのような感じになってしまった」と肩を落とした。悲願のダービー制覇に意欲を燃やしていた藤沢和師は「仕方がない。また気合を入れ直して頑張ります」と淡々と語る。今後については、「2400mは長いようだね」と3冠目の
菊花賞へは向かわないことを示唆した。
提供:デイリースポーツ