29日午前6時、栗東トレセンのウッドチップコースで
鳴尾記念出走に向けての追い切りを行っていた
ジョワドヴィーヴルが、4コーナー付近で追い切りを中止した。
馬体に違和感を感じた騎乗者は、即座に下馬。しかし、
ジョワドヴィーヴルは左後脚の飛節上部が腫れ脚をつけない状態で、左下腿骨を粉砕骨折していたため、安楽死の処置がとられた。
厩舎関係者の話によれば、この日の
ジョワドヴィーヴルは普段とまったく変わらない様子で、特に歩様が悪い等といった不安材料は全くなかった。確かに今日は前日からの降雨のために馬場は悪かったが、特にアク
シデントを招くような悪条件は見受けらなかった。
名牝
ブエナビスタの妹であり、2011年、デビュー2戦目で阪神JFを制した
ジョワドヴィーヴルのご冥福をお祈りします。(取材:花岡貴子)