7日、中京競馬場でダートの短距離重賞・
プロキオンS(3歳上・GIII・ダ1400m)が行われ、道中は中団グループのインコースに待機していた
四位洋文騎手騎乗の2番人気
アドマイヤロイヤル(牡6、栗東・橋田満厩舎)が手応えよく最後の直線に向くと、各馬が一団となったゴール前150mからの争いを一気の伸び脚で制し、ゴール前で内からしぶとく脚を伸ばした5番人気
セイクリムズン(牡7、栗東・服部利之厩舎)にクビ差をつけ優勝した。勝ちタイム1分21秒9(良)は、中京ダート1400mのレコードタイム。
さらにハナ差の3着に、勝ち馬と連れるように追い込んだ1番人気
ダノンカモン(牡7、栗東・
池江泰寿厩舎)が入った。4着は先行して粘った6番人気
エアウルフ(牡6、栗東・角居勝彦厩舎)、5着に追込み不発の3番人気
シルクフォーチュン(牡7、栗東・
藤沢則雄厩舎)の順で掲示板は確定。
勝った
アドマイヤロイヤルは、
父キングカメハメハ、
母マストビーラヴド、
その父サンデーサイレンスという血統。4歳秋からダート路線に転向し、2012年の
南部杯(盛岡-GI)での3着や、昨年のこのレースでの2着など重賞路線で安定した活躍を続けてきたが、3歳冬の
きさらぎ賞から数えて8度目の重賞挑戦で待望の初タイトル獲得。通算では7勝目を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆
アドマイヤロイヤル(牡6)
騎手:
四位洋文厩舎:栗東・橋田満
父:キングカメハメハ母:マストビーラヴド母父:サンデーサイレンス馬主:近藤利一
生産者:ノーザン
ファーム
通算成績:29戦7勝(重賞1勝)