25日、
凱旋門賞・仏GI(10月6日・ロンシャン、芝2400m)に挑むダービー馬の
キズナ(牡3歳、栗東・佐々木)は予定通り、放牧先の大山ヒルズから栗東トレーニングセンターに帰厩した。
午後3時過ぎ、検疫を終えて馬運車で自厩舎まで移動。馬運車を降りる際は若干立ち上がるなど元気いっぱい。ちなみにこの仕草は春当時、順調にレースを重ねているときにも見せている。
垢抜けた馬体は
ピカピカに光り、放牧帰りらしく春頃と比べるとややふっくらした印象。しかし、現段階でもアバラがうっすらと浮いており太目感はない。体調はひじょうによさそうだ。
この後は栗東トレセンで調整を重ね、8月31日にフランスに向けて出国。ニエル賞(9月15日、ロンシャン芝2400メートル)を
ステップに本番へ向かう予定だ。(取材・写真:花岡貴子)