7月25日に大山ヒルズから栗東へ帰厩した
キズナ(栗東・
佐々木晶三厩舎)。翌日が帰厩初日となる調教馬場入りだったが、厩舎回りの前運動から元気いっぱい。
まずは、坂路馬場でのキャンターだったが、スタート地点に行くまでに、この馬らしい、やんちゃぶりを見せる。ただ、キャンターになると、抜群のフットワークで駆け上がっていき、4F66.4〜3F49.0〜2F32.6〜1F16.8秒で登坂。相変わらずバネの利いた走りだったが、確実に
パワーアップした印象。
その後は、CWコースの2コーナー入口に移動して、コースを1周。1F18秒くらいのキャンターだったが、力みもなく、ゆったりとした走りを見せていた。とても帰厩初日とは思えない、溌剌とした動きを見ていると、今後がますます楽しみになってくる。(取材・写真:井内利彰)