13日、
佐賀競馬場で九州産馬限定の交流競走・第17回
霧島賞(3歳上・ダ1400m・1着賞金800万円)が行われ、序盤は4番手に控えていた
鮫島克也騎手騎乗の3番人気
カシノデューク(牡4、美浦・二本柳俊一厩舎)が、向正面半ばで先頭争いに加わると4コーナーで楽々と抜け出し、逃げて粘った1番人気
カシノエルフ(牡4、栗東・日吉正和厩舎)に、最後は4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分27秒6(良)。
さらに4馬身差の3着に、2番人気
カシノランナウェイ(セン3、栗東・
梅内忍厩舎)が入った。
勝った
カシノデュークは熊本県熊本市の生まれで、
父アメリカンボス、
母ビーナス、
その父サクラローレルという血統。
JRAではこれまで18戦して未勝利も、今年4月の500万(福島ダ1150m)では人気薄で2着に突っ込むなど好走歴もあり、前走はこの日と同じく九州産馬限定の交流レース・大隅特別(佐賀・1400m)で9馬身差でぶっちぎりV。勢いに乗って挑んだここでも4馬身差の圧勝を飾り、嬉しい重賞初制覇で通算6勝目を挙げた。
【勝ち馬プロフィール】
◆
カシノデューク(牡4)
騎手:
鮫島克也厩舎:美浦・二本柳俊一
父:アメリカンボス母:ビーナス母父:サクラローレル馬主:柏木務
生産者:本田土寿
通算成績:26戦6勝(
JRA18戦0勝、重賞1勝)