8月18日(日)の新潟11R・
NST賞に出走予定の
デュアルスウォード(牡5・
手塚貴久厩舎)、
アドバンスウェイ(牡7・
武藤善則厩舎)、
トシキャンディ(牝7・
天間昭一厩舎)についての陣営のコメント。
デュアルスウォードについて、
手塚貴久厩舎の矢嶋調教助手。
「前走の
アイビスSD(GIII・芝1000m・5着)は、思った以上に頑張ってくれました。さすがにテンのスピードに戸惑っていたようですが、終いはしっかり伸びてくれました。千直で5着に来られたのは収穫ですし、ノリさん(横山典騎手)もうまく乗ってくれたと思います。今回も続けてノリさんが乗ってくれるので、楽しみです。自分で競馬を作れる馬ではないですから、人気になると厳しいところもありますが、1000mも経験していますし、後ろからではなく、いつもよりもう1列前くらいの位置で折り合ってくれて、弾けてくれると良いですね。状態も良いですし、ここで何とか賞金を加算したいです」
アドバンスウェイについて、
武藤善則厩舎の高橋調教助手。
「前走の
大沼S(3歳以上OP・ダ1700m・13着)は、他の馬にからまれてしまい、逃げられずに自分の競馬ができませんでしたので、度外視して良いと思います。今週はウッドチップコースで単走での追い切りでしたが、目一杯やりました。動きも良かったですし、太目感もありません。改めて期待したいですね」
トシキャンディについて、
天間昭一調教師。
「前走の
プロキオンS(GIII・ダ1400m・13着)は、坂を上がるまでは粘っていましたし、着順ほど負けていません。今週は輸送もあるので、手控えた内容の追い切りにしました。休養明けを1度叩いての上積みはありますね。ハナに行った方が良い馬ですし、自分の競馬をして持ち時計だけ走って、どういう結果になるかといったところでしょう。パサパサの馬場よりも、脚抜きの良い馬場の方が良いと思います」(取材・写真:佐々木祥恵)