函館ス
プリントS2着など、重賞制覇へあと一歩のところまできている
シュプリームギフト。前走のUHB賞は9着と惨敗を喫したが、敗因は明確。「渋った馬場もこたえたが、内枠の利点を生かせなかった。外を回ると気を抜いてしまうので、この馬は馬込みのなかで我慢させて、怒らせるように走らせた方がいいんだ」と須貝師。巻き返しに向けた1週前追い切りは、18日の日曜に函館Wで4F55秒5-12秒3(馬なり)と軽めの内容。半マイルから上がりだけの時計だったが、動きは素軽く、毛ヅヤもさえている。「疲れは全くないので、力さえ出し切れるようなら」。馬場さえ良ければ末脚は堅実。当然、見直しが必要だ。
昨年暮れから不振が続いていた
アドマイヤセプターに復活の兆しが見えた。前走の函館ス
プリントSは、勝った
パドトロワから0秒1差の4着に好走。込山助手も「負けはしたけど、やはり洋芝は合うね。開幕週の馬場で大外からよく追い込んで来たよ」と愛馬の活気ある姿に頬を緩ませる。前走からしっかりと間隔を取られ、1週前追い切りは函館Wで5F65秒5-12秒2(強め)。木曜の一番時計をマークし、スピード感にあふれた素晴らしい動きを披露した。「春は体調がひと息だったけど、前々走あたりから調子を上げてきた。短期放牧後も順調なので前走以上の走りを期待」。
京阪杯で
ハクサンムーンと頭差の接戦を演じた実力馬。本来の出来に戻れば、勝ち負けになっておかしくない。
提供:デイリースポーツ