スマートフォン版へ

キズナが武豊を背に栗東坂路で自己ベストをマークする絶好の動き

  • 2013年08月22日(木) 12時00分
 猛烈リハで好調を伝えた。凱旋門賞・仏GI(10月6日・ロンシャン、芝2400m)に挑戦するキズナは、武豊を背に栗東CWを1周流すと栗東坂路へ移動。先行するアップトゥデイト(3歳1600万下)に2馬身先着を決め、この日2番目に速い4F50秒5-37秒3-12秒3をマークし、先週の4F52秒3を更新する自己ベストをたたき出した。動きを見守った佐々木師も「すごく良かった。予定よりも2秒ぐらい速くなったけど、それぐらい順調にきているということ。そんなに出る馬じゃないし、すごい馬になったね」と目を丸くした。

 手綱越しに伝わる約80日ぶりの感触。ダービー以来の騎乗となる武豊も「大幅に自己ベストを更新したからね。体を大きく使っていい走りをする。さすがダービー馬」と頂点に立ったその性能に改めて感心した。「疲れもしっかり取って、それからの仕上げもいい感じ。いい調整ができてホッとした」と安どの表情を浮かべた。

 今後は24日から栗東トレセンで輸出検疫を受け、31日に渡仏。本番と同じ舞台のニエル賞・仏GII(9月15日・ロンシャン、芝2400m)をステップにして向かう。出国までに速い時計を出す予定はないが「ニエル賞までに向こうで2本できるから」と指揮官。短期間で見せる成長ぶりに「パワーアップしているし、海外仕様になった。これなら深い馬場でも耐えられる。完成の域に入ったよ」と胸を躍らせた。主戦も前哨戦を強く意識する。「凱旋門賞と同じ舞台。その一戦を大きく使いたい。(ニエル賞まで)あと1カ月を切ったからね」。世界に向けて踏み出したダービー馬の第一歩。準備は着々と進んでいる。

提供:デイリースポーツ

いま読まれています

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す