今週末、新潟競馬場で行われる新馬戦、及び特別レースについての各陣営のコメントをお届けする。

[新馬戦]
・8月24日(土)、新潟5Rの芝1400m
ヒカルカミヒコーキ(牡2・父ヨハネスブルグ・栗田博憲厩舎)について、栗田博憲調教師。
「この馬はおもしろそうですよ。ヨハネスブルグ産駒は先週3頭勝ち上がっていますしね。この馬は母の父がアグネスタキオンですし、スピードもありますから、期待できると思いますよ」

サクセスコード(牡2・父ファスリエフ・武藤善則厩舎)について、武藤善則調教師。
「体はひと追いごとに絞れてきています。ONとOFFがはっきりしていますし、気性も新馬向きですね。スナップがきいた走りをしますから、芝も合いそうです。互角にスタートを切れば、好勝負になると思います」

・8月25日(日)、新潟6Rのダート1200m
アースコネクター(牡2・父 Any Given Saturd・和田正道厩舎)について、和田正道調教師。
「入念に稽古を積んでいますし、万全な態勢で出走させられそうです。気性も素直ですし、スピードも非凡です。ゲートの出も速いですよ。ダートの1200m向きの馬で、好勝負できると思います」


[8月24日(土)新潟11R　朱鷺S・3歳以上OP・芝1400m]
サクラゴスペル(牡5・尾関知人厩舎)について、尾関知人調教師。
「前走の安田記念(GI・芝1600m・5着)後は、放牧に出ていました。暑い時期ということもあり、始動をいつにするかを考えましたが、放牧先でも順調でしたし、1400mという距離も魅力だったので、このレースから始動させることにしました。オープンに昇級してからも、こちらが思っていた以上にクラスの壁がない感じですね。今回は斤量が58キロとハードルが高いですが、まずは無事に回ってきてくれて、かつ良い結果が出ればと思っています」

ザラストロ(牡3・武藤善則厩舎)について、武藤善則調教師。
「前走の関屋記念(GIII・芝1600m・13着)も古馬相手に頑張ってくれたと思います。今回の1400mは、折り合いに不安のない距離ですし、少頭数は歓迎なので、展開が向けば良いですね」

モグモグパクパク(牡3・高橋祥泰厩舎)について、高橋祥泰調教師。
「休む前は結構使い込んでいたこともあり、なかなか前の状態に戻らなかったのですが、先週あたりから動きに鋭さが出てきました。今週の追い切りの内容も良かったですし、動きも良かったです。52キロの斤量も有利ですし、新潟の1400mも合っていると思います。今後、使いたいレースに出走できるよう、賞金を加算しておきたいですね」(取材・写真：佐々木祥恵)