いつも通り、開門からしばらく時間の経った頃に坂路コースのスタート地点に登場した
ゴールドシップ(栗東・
須貝尚介厩舎)。今朝の背中には、
内田博幸騎手ではなく、北村浩平調教助手が跨っていた。
坂路は非常に混雑した時間帯だったが、集中力を欠くようなところはなく、スムーズに登坂。すぐ前を
ジャスタウェイが走っていたが、それを見るような形。頭を上げながら走るので、やや不格好に見えるが、馬体は安定した走り。時計は、4F67.5〜3F49.3〜2F32.1〜1F16.0秒。
調教後、厩舎へ引き揚げてくる様子を見ていると、馬体に無駄な箇所はなく、休み明けとは思えない体のライン。一歩一歩の踏み込みも力強く、雰囲気は抜群だ。(取材・写真:井内利彰)