2着
オルフェーヴル 池江泰寿調教師
「精一杯この一年間やってきたし、力は出し切ったと思います。それでも負けたので、勝った馬が強かったとしか言いようがありません。スミヨン騎手は完璧に乗ってくれました。
凱旋門賞はやはり重い扉でした。昨年は一瞬開けることが出来て、ゴール寸前に閉じたという状態でしたが、今年は扉に手をかけることすら出来ませんでした。ヨーロッパの層の厚さをまざまざと見せられたという感じです。また強い馬を育てて勝つまで挑戦したいと思います。夜遅くまで
オルフェーヴルを応援していただきありがとうございました」
オルフェーヴル C.スミヨン騎手
「少し締められた感じはありましたが、それ程影響はなかったです。自分としては、良い騎乗が出来たと思います。勝ち馬は、前が空いて一直線に5馬身、6馬身、7馬身と突き放して行きました。5kgの斤量差が、大きかったと思います」
4着
キズナ 佐々木晶三調教師
「世界の壁は厚かった。歴史の重みを感じました。"チーム絆"で団結して、
キズナに接してきて、状態は
パーフェクトでした。スタッフを誇りに思います。マイペースで行けましたし、
武豊騎手が4コーナー手前で勝負をかけて、
オルフェーヴルに並んだ時は、勝てると思いました。その先に
トレヴがいました。今できる全てをやった満足感と、(勝者だけが乗ることのできる)馬車に乗ることができない残念な気持ちと半々です。まだ3歳ですし、これからまた強い
キズナをお見せできると思います。深夜遅くまで応援ありがとうございました」
キズナ 武豊騎手「(勝ち馬の)
トレヴをマークするというのは、非常によい形だったのですが、そこから最後抜け出すのは...。勝ち馬が強かったです。思いどおりのレースはできました。勝ち馬も同じ3歳馬ですし、もっと力をつけて、来年も
キズナで挑戦したいと思います」
提供:ラジオNIKKEI