16日の時点で、松永昌博調教師が「ウッドチップ(Cコース)の状態が悪いみたいなので、芝馬場で追い切るかも」と話していた
マジェスティハーツ(栗東・松永昌博厩舎)。その言葉通り、今朝は坂路をキャンターで駆け上がった後、Dコースに入り、芝馬場で
ラインスピリットとの併せ馬を行った。
ラインスピリットが3馬身ほど先行し、それを追いかける形。3コーナーすぎの地点では、差は1馬身ほどに縮まっていたが、決して引っ掛かる様子はない。
マジェスティハーツが外を回す分、その差を保ったまま、直線に向いて、あとは外から持ったまま並びかけて、最後は突き放すだけ。時計は6F77.2〜5F62.5〜4F49.1〜3F35.9〜1F11.6秒とゴールへ向けて、きれいな加速ラップ。追い切った馬場は違えど、1週前追い切り同様、併せ馬を外から豪快に差し切る動きは変わりなく、状態に関しては文句ない。(取材・写真:井内利彰)