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ジェンティルドンナ 石坂正調教師
「
宝塚記念は激しい競馬でした。もうかなり前のことなので、振り返るのも嫌ですね。そのあとは予定通り近くの牧場へリフレッシュ放牧に出しました。(帰厩は)早めの8月でした。
(帰厩時は500キロを越えていたが)
ジェンティルドンナは
リラックスすると、すごく食べます。厩舎でもよく食べるんですけどね。その分、体重が増えたのでしょう。
先週の1週前追い切りはタイムも速かったですが、仕掛けてからの反応がよかった。いい仕上がり具合だと思います。
今週の追い切りは、そんな軽くやらないということだったんですが。仕掛けてからの反応はよかったですしね。思惑どおり、きてくれていると思います。今回もいい状態で臨めると思います。東京は2回大きなレースを勝っている競馬場です。合わないはずはないと思っています。
馬場が悪くなるのはイヤですね。でも、これは仕方ないことですから。馬を万全な状態に持っていくだけだと思います。
ジェンティルドンナがどんなに強いか、走れる状態にもっていきたいと厩舎サイドでは思っています。いきなり能力を発揮できる状態、いい走りをお見せすることができると思います」
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岩田康誠騎手「先週、1週前追い切りに騎乗しましたが、春とは全然違いました。馬が
リラックスしていましたし、ラスト5ハロンからの伸びを肌で感じました。夏を超えて馬体が大きくなり、乗り込み量も豊富。充実していますね。状態はいいので、レースには自信をもって臨めます。
左回りの東京コースはこの馬にとってはプラスです。負けていないように相性もいいと思うので、なんとかいい結果を出したいと思います。
(
宝塚記念での敗戦は)悔しいです。でも道中、力みがあり、直線は伸びなかったというのは事実なので…。天皇賞は
リラックスさせて、直線での脚(を使える余力)を残して走らせたいです」