今年の
川崎記念他、GI・2勝を挙げた
ハタノヴァンクールが、左前脚に浅屈腱炎を発症し、現役を引退することが発表された。
同馬は、
父キングカメハメハ、
母ハタノプリエ、
その父ブライアンズタイムという血統。2011年11月に芝1800m戦でデビューし惨敗したものの、2戦目のダート1800m戦で4馬身差の圧勝。再び芝レースを選んだ次走での敗退で芝に見切りをつけ、2012年1月の500万下条件戦から4連勝で
ジャパンダートダービー(GI)を制し、3歳ダートチャンピオンの座に輝いた。
その後も交流重賞を中心にダート戦線で活躍し、今年の
川崎記念(GI)、
ブリーダーズGC(GII)を制した。4日に
金沢競馬場で行われた
JBCクラシック(GI)では4番人気に推されていたが、11着入線後鞍上の四位騎手が下馬。検査を行った結果、前述の浅屈腱炎が判明した。
【プロフィール】
◆
ハタノヴァンクール(牡4)
厩舎:栗東・
昆貢父:キングカメハメハ母:ハタノプリエ母父:ブライアンズタイム馬主:グッドラック・
ファーム
生産者:グッドラック・
ファーム
通算成績:17戦7勝(
JRA9戦4勝・重賞3勝)
主な勝ち鞍:2012年
ジャパンダートダービー(GI)、2013年
川崎記念(GI)