ゴールドシップ(牡4歳、栗東・須貝)がR・ムーア騎手(30)=英国=との新コンビで
有馬記念(12月22日・中山、芝2500m)に向かうことが明らかになった。27日、須貝師が発表した。同馬は秋初戦の
京都大賞典は5着に終わり、続く
ジャパンCでも15着に大敗していた。
主戦の内田博からの乗り代わりについて師は「レース後も息ひとつ乱れていなかった。力を出し切れていない。内田君には一度、外から見てもらいたい。新コンビもそうだが、暮れに向けて馬自身の
スタイルも変えていこうと思う」と理由を語った。ムーアは英国リーディングに3度輝き、英ダービー、
凱旋門賞など欧州のGIを数多く勝利している名手。先週の
ジャパンCでも初騎乗の
ジェンティルドンナを史上初の連覇に導いた。
来年の
凱旋門賞挑戦プランについても、いったんはお預け。「今は有馬のことしか頭にない。来年のことを考えるのはそれからだね」。まずは昨年の
有馬記念、今春の
宝塚記念に続く
グランプリ3連覇を狙っていく。
提供:デイリースポーツ