未勝利、
黄菊賞を連勝し、ノーザンFしがらきで鋭気を養った後、12月27日に栗東へ入厩した
トゥザワールド(栗東・
池江泰寿厩舎)。今朝は開門直後のCコースで、
川田将雅騎手を背に、
アトム、
トゥザグローリーとの併せ馬を行った。
隊列の真ん中で、前後の間隔は1馬身ちょっと。そのままの体勢で直線へ向いたが、手応えに余裕があったのは、
アトムと
トゥザワールド。直線は2頭の叩き合いのような形になり、
トゥザグローリーは脱落。ラスト1F標識を過ぎると、あっさりと1馬身抜け出し、ゴールでは2馬身近く先着してゴール。6F81.2〜5F66.3〜4F51.9〜3F37.8〜1F11.8秒は全体も終いも優秀な数字。見た目も中身も素晴らしい最終追い切りだった。
モンドシャルナ(栗東・角居勝彦厩舎)は、1回目のハローが明けたCコースで、
ダノンフェニックス、
グラッツィアとの併せ馬。3頭の最後方から進めて、直線も持ったままの手応えで、その差を保つ。ラスト1F地点で追い出されて、
グラッツィアは交わしたものの、
ダノンフェニックスには追いつくのがやっと。時計は6F86.5〜5F70.7〜4F55.4〜3F39.6〜1F12.1秒と遅めだが、反応の良さは見せた。