2月1日(土)に東京競馬場で行われる
白富士S(4歳以上OP・芝2000m)で、一昨年の
安田記念(GI・芝1600m・18着)以来、約1年8か月振りに復帰する
ペルーサ(牡7・
藤沢和雄厩舎)について、陣営に話を聞いた。
藤沢和雄調教師。
「以前からゲートで苦しがるところを見せていたり、調教前に発汗することもあって、おかしいなとは思っていました。馬はどこかに不安があると、苦しくてイレ込むことがよくあるんですよね。一昨年の
安田記念での止まり具合がおかしかったので、その後、ノドの手術を2回して、良くなりました。一度苦しい思いをするとトラウマになるものですが、この馬は楽になったのがわかっているようで、イレ込むこともなくなりましたよ」
津曲調教助手。
「ブランクが長かったので、早めに帰厩しました。徐々にピッチを上げてきて、ようやくこの馬らしさが出てきましたね。休養の長さを考えれば、悪くない状態で出走させられます。年齢を重ねて落ち着きも出てきましたし、恥ずかしい競馬はしないと思います。(取材・写真:佐々木祥恵)