素質馬ぞろいの一戦を制したのは2番人気の
ロサギガンティア(美浦・藤沢和)だった。序盤は引っ掛かるそぶりを見せながらも、鞍上が馬群の中に入れて落ち着かせると、直線では鋭い末脚を繰り出し、前を行く各馬をゴール前できっちりとらえた。勝ちタイムは1分47秒9。1馬身半差の2着は好位から早めに先頭に立った3番人気の
オリハルコン、さらに首差の3着にはポッカリあいたインを通って9番人気の伏兵
マイネルアウラートが突っ込み、波乱を演出した。なお、1番人気の
アドマイヤメテオは直線半ばで伸びを欠き、5着に終わった。
直線で前が壁になりながら一気にはじけた内容に、北村宏は「抜け出す脚がすごかった。距離が1F延びても大丈夫でしょう」と絶賛。注目の次戦は、
弥生賞(3月9日・中山、芝2000m)となる可能性が高い。
提供:デイリースポーツ