2月9日(日)に東京競馬場で行われる東京新聞杯(GIII・芝1600m)に出走予定のコディーノ(牡4)、レイカーラ(牝5・堀宣行厩舎)について、陣営のコメントをお伝えする。

コディーノについて、藤沢和雄調教師
「昨年の秋は、毎日王冠(GII・芝1800m・7着)、天皇賞・秋(GI・芝2000m・5着)と2回使わせてもらいました。毎日王冠は、流れがとても遅かったですね。天皇賞は5着でしたけど、距離があまり持たないという感じの競馬をしてくれましたので、逆に良かったとのではないかと思います。
天皇賞後にひと息入れましたが、昨年秋の休み明けと比べても、今回はずっと馬が良くなっています。2戦した後に休ませて、精神的にも変化があったようで、落ち着きが出てきましたし、今日(2/6)の追い切りも、良く動いていました。
速い流れでは自分から気持ちのスイッチが入る感じがしますし、マイルではスピード負けはしないと思いますので、この条件は合っていると思います」


レイカーラについて、橋本調教助手。
「先週、先々週としっかりやっていますので、今日(2/6)は、息を整える程度にサラッとやりました。以前はゆったりしたペースだとカーッとなるところがありましたが、今日は折り合って走っていましたし、雰囲気も状態も良いと思います。
初めての重賞で、男馬の一線級相手なので楽ではないでしょうけど、斤量差もありますし、牝馬らしい瞬発力を生かして頑張ってくれればと思っています」(取材：佐々木祥恵)