JRAは15日、積雪の影響で安全な競馬の施行に支障があると判断し、16日に行われる予定だった第1回東京競馬6日目の開催中止を発表した。これに伴い、同日の
WIN5の発売も取りやめとなった。代替競馬は特別登録、および出馬投票をやり直したうえで24日(月)に行う。
東京競馬場は15日午前4時の時点で積雪量が48センチにまで達し、
JRAは午前10時30分から緊急対策会議を開いた。芝のレースをダートに変更して行うことも検討されたが17、18日にも開催が控えていることから、16日は除雪作業に専念するべきと判断。異例の早さと言える、予定していた開催前日の午前11時30分に中止を発表した。
東京競馬は先週の8日(土)、9日(日)、さらに14日(土)も降雪・積雪のため開催を見合わせていた。天候の影響で4開催日連続で中止となったのは、同一場ではもちろんのこと、同一場以外でも初めてとなった。
中止となった16日の東京競馬に遠征を予定していた関西馬14頭は、全馬が栗東トレセンで待機。“カラ輸送”で終わる最悪のケースは避けることができた。
共同通信杯に出走を予定していた
ガリバルディの藤原英師は「渋滞しただろうし、輸送しなくて良かった。1週延びてもいい状態で出せると思う。もちろん、出走させる」と胸をなで下ろした。
提供:デイリースポーツ