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中止となった16日東京に出走予定だった関西馬は全頭が未出発

  • 2014年02月16日(日) 12時00分
 JRAは15日、積雪の影響で安全な競馬の施行に支障があると判断し、16日に行われる予定だった第1回東京競馬6日目の開催中止を発表した。これに伴い、同日のWIN5の発売も取りやめとなった。代替競馬は特別登録、および出馬投票をやり直したうえで24日(月)に行う。

 東京競馬場は15日午前4時の時点で積雪量が48センチにまで達し、JRAは午前10時30分から緊急対策会議を開いた。芝のレースをダートに変更して行うことも検討されたが17、18日にも開催が控えていることから、16日は除雪作業に専念するべきと判断。異例の早さと言える、予定していた開催前日の午前11時30分に中止を発表した。

 東京競馬は先週の8日(土)、9日(日)、さらに14日(土)も降雪・積雪のため開催を見合わせていた。天候の影響で4開催日連続で中止となったのは、同一場ではもちろんのこと、同一場以外でも初めてとなった。

 中止となった16日の東京競馬に遠征を予定していた関西馬14頭は、全馬が栗東トレセンで待機。“カラ輸送”で終わる最悪のケースは避けることができた。共同通信杯に出走を予定していたガリバルディの藤原英師は「渋滞しただろうし、輸送しなくて良かった。1週延びてもいい状態で出せると思う。もちろん、出走させる」と胸をなで下ろした。

提供:デイリースポーツ

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