3月29日(土)に中山競馬場で行われる日経賞(GII・4歳以上OP・芝2500m)に、昨年の天皇賞・春(GI・芝3200m)優勝のフェノーメノ(牡5・戸田博文厩舎)と、2010年の天皇賞・春に優勝したジャガーメイル(牡10・堀宣行)が出走を予定している。ともに休み明けで、復帰戦となる。1週前追い切り後に陣営に取材した。
フェノーメノについて、蛯名正義騎手。
「今回は、これまでの休み明けとは違いますね。この馬については、求めるところが高いということもありますが、久し振りという感じは否めません。良化の度合いもスローかなという気もします。今日(3/20)と来週やって、どれだけ動けるようになってくるかでしょう。まずは無事に行けるようにと思っています」
昨年、天皇賞・秋に向けて調整されていた同馬だったが、左前繋靭帯炎を発症して秋競馬を全休した同馬は、ここが復帰戦。ウッドチップコースで行われた追い切りでは、併走馬を余裕の手応えで突き放して貫禄を見せていたが、主戦の蛯名騎手のコメントは慎重だった。
ジャガーメイルについて、橋本調教助手。
「昨年の天皇賞・春(6着)以来、レース間隔が開いていますし、仕上がり切れるか心配もありました。ただ
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