29日、阪神競馬場で君子蘭賞(3歳・牝・500万・芝1800m)が行われ、好位のインでレースを進めた秋山真一郎騎手騎乗の2番人気ブランネージュ(牝3、栗東・藤岡健一厩舎)が、直線で先行馬の間を割って抜け出し、中団から脚を伸ばした7番人気タガノスカイ(牝3、栗東・浅見秀一厩舎)に1.1/4馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは1分48秒8(良)。

　さらに2馬身差の3着争いは、8番人気マイネリベルタス(牝3、栗東・宮本博厩舎)と4番人気アイスブレイク(牝3、栗東・本田優厩舎)の際どい争いとなったが、写真判定の結果、2頭同着となった。なお、3番人気ウインリバティ(牝3、栗東・飯田雄三厩舎)は6着、1番人気アルトゥーナ(牝3、栗東・長浜博之厩舎)は7着に終わった。

　勝ったブランネージュは、父シンボリクリスエス、母シナノネージュ、その父フレンチデピュティという血統。未勝利勝ちのあと挑戦したチューリップ賞で4着と健闘し、自己条件に戻ったここで2勝目を挙げた。

【勝ち馬プロフィール】
◆ブランネージュ(牝3)
騎手：秋山真一郎
厩舎：栗東・藤岡健一
父：シンボリクリスエス
母：シナノネージュ
母父：フレンチデピュティ
馬主：社台レースホース
生産者：追分ファーム
通算成績：8戦2勝