阪神11Rの第58回産経
大阪杯(GII、4歳上、芝2000m)は2番人気
キズナ(
武豊騎手)が勝利した。勝ちタイムは2分00秒3。1馬身1/2差2着に6番人気
トウカイパラダイス、さらにクビ差で3着に1番人気
エピファネイアが入った。
キズナは栗東・
佐々木晶厩舎の4歳牡馬で、
父ディープインパクト、
母キャットクイル(母の
父Storm Cat)。通算成績は10戦7勝となった。
〜レース後のコメント〜
1着
キズナ(
武豊騎手)
「いいレースが出来ました。自分のリズムで、自分のペースでレースをしたら、一番後ろからになりました。自分のタイミングで仕掛けたら直線は
キズナらしい脚を使ってくれました。今年は大仕事を期待する馬、最高のスタートを切ることが出来ました」
2着
トウカイパラダイス(柴山騎手)
「折り合いもついて、いいペースのレースが出来ました。人気馬は決め脚もあるので、早め早めのレースを心がけてセーフティリードと思いましたが、
キズナに捉えられました。休み明けを使われた上積みもあってか、状態も良くなって頑張ってくれました」
3着
エピファネイア(福永騎手)
「後ろに
キズナがいて、
メイショウマンボが動ける感じではなかったので、自分が動くしかありませんでした。いいタイミングで動いたと思いましたが、
トウカイパラダイスも捉えられませんでした。4コーナーまでにグッと来てくれないのは休み明けの分でしょうか。秋2戦がスローペース、今回の速い流れに対応し切れない分もあったのかもしれません。でもこれで終わりではありません。悲観はしていません。これで変わると思います」
4着
カレンミロティック(池添騎手)
「逃げることも考えていましたし、ハナを切っても戸惑いはありませんでした。この馬のペースで3コーナー過ぎまで行けましたが、
トウカイパラダイスに来られてきつくなりました。それでも、交わされてからもしぶとく頑張ってくれました」
5着
ショウナンマイティ(浜中騎手)
「すごくいい位置で折り合いもつきましたが、伸び切れませんでした。このレースをきっかけに本調子に戻ってくれればいいのですが...」
7着
メイショウマンボ(武幸騎手)
「うるさいのはいつものこと、
秋華賞も
エリザベス女王杯もこんな感じでした。今日はペースアップした時に抵抗出来ませんでした。正直敗因がよく分かりません。今日は能力をまったく出していません」
提供:ラジオNIKKEI