【栗東】
1枠1番
ワンアンドオンリー「本当は真ん中が欲しかったけど、ジョッキーが横山さんなら真ん中でうまくためられるだろうからいいんじゃないかな。じっくり脚をためる競馬ができれば」(山手助手)
3枠6番
アドマイヤデウス「内の偶数枠とは、いいところが当たった。追い切ったあとも落ち着いているし、楽しみですね。」(松田助手)
4枠7番
トーセンスターダム「内過ぎず、外過ぎず、ちょうどいいですね。(前走の
きさらぎ賞では)ちょっと緊張していたのか出が悪かったですね。でも、この中間は(ゲートの)練習もしたし、競馬で乗るのは豊さんですから。大丈夫でしょう。」(川合助手)
8枠17番
トゥザワールド「外枠ですが、緩急自在に操れる馬だから問題ないでしょう。内でごちゃごちゃするよりいいんじゃないですか。いい位置につけてジッとそのポジションで競馬してくれればいいですね。」(川合助手)
8枠18番
ウインフルブルーム「一番外、この馬のペースでいってくれればいいと思います。この枠なら無理に逃げることもないですしね。そのままスーッと先頭に立つようなら、それでもいいと思います。」(宮本師)
(取材:花岡貴子)
【美浦】
8枠16番に2歳チャンピオンの
アジアエクスプレスが入った。
手塚貴久厩舎の矢嶋調教助手。
「折り合いに注文がつかない馬ですから、内でも外でも良かったですが、スピードに乗るのに時間がかかるタイプなので、内に包まれるよりは外枠で良かったかもしれないですね。1回使っての上積みもありますし、見た目の馬体の張りも前走より良くて、元気一杯です。文句なしの状態で臨めるのは良かったと思います」
1枠2番には、重賞2勝を含めて3連勝中の
イスラボニータ。
栗田博憲厩舎の横田調教助手。
「偶数枠が良いと思っていましたし、大外よりは良いでしょう。この枠でうまく立ち回ってくれればと思います。追い切り後も順調に来ています」
藤沢和雄厩舎の2頭は、
ロサギガンティアが6枠11番、紅一点の
バウンスシャッセが過去10年で4連対(3勝2着1回)の7枠14番に入った。
津曲調教助手。
「
ロサギガンティアはできれば偶数枠の方が良かったですが、それはどの馬も同じですし、特に気にしていません。極端な枠ではないですし、ジョッキー(
柴田善臣騎手)も、普段から調教に乗っていて乗り慣れていますから、あとは自分のリズムで競馬ができればと思います。
バウンスシャッセはやや外よりの枠ですが、前に出していけますし、センスが良く競馬に行って注文がつかない馬なので大丈夫でしょう。牝馬にしては馬格もありますし、牡馬の中に入っても見劣りはしないと思います」
2枠3番には、
スプリングS3着で念願の
皐月賞出走権利を得た
クラリティシチー。
上原博之厩舎の豊田調教助手。
「枠は気にしていませんでしたし、決まった枠でやるだけです。瞬発力がありますし、毎回脚を使ってくれますので、それをどこで使うかは内田(博)さんにお任せします」
3枠5番は、
ディープインパクト産駒には珍しい500キロ超えの大型馬・
アデイインザライフ。
鈴木康弘調教師。
「大型馬なので、外めの枠からのんびりゆったり自分のフォームで走らせたいということで、オーナーとは外枠が良いと話をしていました。でもこればかりは仕方ないですね。極端な最内枠よりは良かったと思います。仕上がりは良いですし、今この馬が持っている力を十二分に発揮してほしいですね。パドックで、オーナーや田辺騎手と知恵を出し合いたいと思っています」
5枠10番には、舌がハミを越さないように舌を縛って巻き返しを図る
ベルキャニオン。
橋本調教助手。
「極端な外枠ではないですし、ゲートの駐立が今ひとつなので、偶数枠で良かったと思います」(取材:佐々木祥恵)